タガメの回想録③

皆様お久しぶりです。前回の投稿からだいぶ時間が経ちましたね。今日は産卵の時の話をしましょう。

産卵する相手となる妻(メス)と出会ったのは8月頃だったと思います。繁殖期になるとワタクシ共オスはバナナのような匂いを出し、メスを呼び寄せます。そしてワタクシのところにもお腹の膨らんだ美しいメスがやって来ました。ワタクシは必死に身体を揺らしてプロポーズをしました。するとそのメスも身体を揺らしてOKの合図を送ってくれたのです!その後ワタクシたちは交尾に移りました。実はタガメはオスよりメスの方が大きいので交尾の際はワタクシが上に乗ることになります。

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そして翌日の早朝、ワタクシが案内した木の上で産卵を開始しました。ワタクシたちは産卵と交尾を繰り返しながら無事、約70個の全ての卵を産み終えました。

 

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産卵が終わるとメスはよろしくも言わず次の産卵に向けて去って行きました。ここからはワタクシが“育メン”として卵の面倒を見なければなりません…。

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第22回終活セミナー 日帰りバスツアーin大島

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桜咲き誇る中、参加者の皆さんと大島へ行ってきました。

 

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村上水軍博物館から見た大島石の丁場です。希望者は上まで登り、採掘作業を見学させて頂きました。現場でしか味わえない迫力や働かれている方々の職人魂が伝わってきました。

 

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その後、丁場の麓で石割りを体験しました。石が割れた瞬間、皆さんから「おぉ〜!」と歓声が上がりました。また、割れた大島石の美しさに感嘆の声が上がりました。

 

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大島観光も楽しんで頂くために潮流体験もしました。村上水軍の歴史と、それを育んだ自然の素晴らしさを肌で感じることができました。

 

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本日のベストショット。「能島水軍」の水槽にいたコブダイです(笑)

 

ご参加、ご協力してくださった皆様、本当にありがとうございました。弊社の社員一同、本日の出会いを大切にしていきたいと思っております。 これからもオリタの終活セミナーをよろしくお願い致します。

春到来

松山市でも桜の開花宣言が出されました。弊社の周りでも春の息吹が感じられるようになりました。

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つくしを見るとなんだか元気が出てきます。皆さんはもう食されたでしょうか。

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弊社の前に展示してある「風」にも春がきました。

第22回終活セミナー〝日帰りバスツアー〟

春のお彼岸です。皆さんご先祖様のお墓参りはされましたか。

連休中は、天気も良く暖かい日差しでお出かけ日和でしたね。

さて、今回の終活ですが、久々の〝日帰りバスツアー〟

前回の石鎚神社参拝に続いて、今回はしまなみ海道に浮かぶ〝大島〟に行きましょう。

〝大島〟といえば、弊社のふるさとであり、大島石の産地でもあります。

大島石は、日本の石材の中でも硬度が高く、墓石材などに適した石ですが、その原石がどのように取り出され、加工されるか、迫力のある石切場を見学します。

そして、他にも大島の〝魅力〟をほっこりと楽しんで下さい。

たまには、お出かけもいいものですよね。

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墓屋のお墓

墓屋のお墓はどの様なものなのか思われたことはありませんか?

弊社のお墓はこんな感じです。左側に先代の社長、右側に私の弟が眠っています。

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10寸2重台 大島石

このお墓は田舎の「墓じまい」をしておこうと、先代自らが亡くなる5年前に建てました。「普通がエエぞ。普通が一番!」という想いでこの形にしました。

改めて私が見てみますと拝み石の字体や玉砂利にちょとしたこだわりが感じられます。

 

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こちらは生後3ヶ月で亡くなった弟のお墓です。「お地蔵様に抱っこしてもらえるように。」という母の想いから、馬越正八先生に拝み石にお地蔵様を彫って頂きました。23回忌の前に、大島にあったこのお墓を「墓じまい」し、松山へと「お墓の引っ越し」をしました。

 

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「想いや心を形に」と申しておりますが…。

どなたの想いを形にするか?また、「普通」「どっしり」「かわいい」などの抽象的なイメージをどう表現するか?墓屋として、人として悩みながら精進して行きたいと思っております。

「墓じまい」「お墓の引っ越し」などのご相談も承ります。お気軽にお問い合わせください。

おもかげ地蔵

2月報告の続きです。

岩屋の山に御供養

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四国八十八ヶ所霊場  第45番札所 海岸山 岩屋寺さまに今年最初の〝おもかげ地蔵〟を3体と御祈願寄進の船形合掌地蔵1体を納めさせて頂きました。

〝おもかげ地蔵〟とは、石彫の合掌地蔵さま御遺品、御位牌を納めてご先祖様のご供養をするものです。

山岳霊場の岩屋寺ならではのご供養のかたちです。

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久万の石は鉄分が多く3 、4年で赤見の強い茶褐色に変化していきます。

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8cm丸で 高さ14cmの中に、御遺品、御位牌を納めます。

 

石積の棚につきましては、昨年の高野山開創1200年の最中、山の傾斜や樹々など、自然に馴染むように地元の久万の石使って積んでいます。

こちらの久万の石は、ただ今、改築中の一遍上人生誕の地 時宗 宝厳寺さまの外構石積みにも提案しており、一遍上人さまは、岩屋の山にこもって修行をされたということで、何がしかの〝縁〟を積まさせて頂きました。

ご先祖様を合掌地蔵さまに包まれ、岩屋の山でご供養されてみてはどうでしょうか。

また、2015年のニューヨークタイムズ紙で「2015年の世界で行くべき52ヶ所」で唯一日本で選ばれた場所〝岩屋寺〟でもあります。

是非、お参りしてみてください。

 

第21回 終活セミナー

NPO法人 こころ塾 事務局長 B型管理者  村松 信一郎さんをお迎えして、第21回 終活セミナーを行いました。

今回のセミナーは、去年1年間のおさらいのような終活でした。

人は人によって生かされる。

そのつながりを保つための、心と身体のコントロールが大切。

心の体操、身体の体操、食事の取り方。

そして、〝笑顔〟❗️

身体を動かす軽い体操をしながら、みなさん〝笑顔〟

でした。

そして、〝笑顔〟で帰られました。

 

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「本来無一物」

枡野 俊明 御導師にお会いすることができました。

海外での法話、作庭の打合せなど、多忙な中の今回の講演ということで、当日松山に入り、お話が終るとすぐに帰られるということで、法話前にいくらかのお時間を頂いてご挨拶させて頂きました。

その時に頂いたお言葉。

「本来無一物」

中国で禅宗が南宗と北宗に別れるきっかけとなった問答の中の禅語ですが、私の今の心持、身の回りとは掛け離れた境地のお言葉。少しづつ近づければと思います。
有難く頂戴させていただきました。

次回お会いできる時は、庭のお話がしたいです。

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タガメの回想録②

お久しぶりです。前回の回想から気づけば約1ヶ月も経っていたので、そろそろ更新します。

 ところで皆さんはワタクシたちタガメがどのように成長していくのかご存知ですか?正解は脱皮です。ワタクシたちは1令幼虫から成虫になるまで5回も脱皮を繰り返します。脱皮をすることにより短時間で飛躍的に成長することができますが、これはかなりの重労働で脱皮に失敗して死んだ兄弟も少なくありません。また、脱皮したての身体は柔らかく、他のタガメや天敵などに襲われたらひとたまりもありません…ブルブル。でも、脱皮直後のエメラルドグリーンに輝くワタクシのカラダ、結構きれいでしょ?

↓2令です。(約1.5cm)

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↓3令です。(約2.5cm)

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↓4令です。(約3.5cm)

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↓5令です。(約4.5cm)

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前から見ると目力すごいでしょ!

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来松されます!

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現代の「石立僧」枡野 俊明さんが来松されます。

セルリアンタワー東急ホテル カナダ大使館 などなどの作庭をされた禅僧。

愛媛では今治国際ホテルに庭園を設計されてます。

今回は「禅話」ZEN-NAです。

庭の話ではありませんが、参らせて頂きます。