今回仕事で京都だったので、観光はできませんでしたが
仕事柄、現場が観光地で多少は京都を味わえました。
昼間は紅葉🍁
夜はロームイルミネーション🎄
今年は聖武天皇祭 慶讃法要に参列される方々の運転手として参加。
みなさん 修学旅行などで1度は行ったことがあるのではないでしょうか。
時の権力者に幾度と再建されただけあって、何もかもがデカイ!デカイが繊細なところは繊細で美しい!
いろいろな役割を担うこのお寺。
全国60ヶ所の国分寺の中心でもあり、八宗兼学の寺でもあります。再建にあたり 各宗派の開山者 空海さん 栄西さんなども携わっております。
空海さんの影響で神仏分離までは浄土宗ではありました真言密教色が強かったようで、それ以降は本来の華厳宗を全面に出されたようです。
今年、管長に就任された狹川普文・大僧正の表白文の中には、熊本地震の被災者への励ましのお言葉も含まれおりました。
被災された方々に少しでも早く以前の平安が戻りますようお祈り申し上げます。
墓屋のお墓はどの様なものなのか思われたことはありませんか?
弊社のお墓はこんな感じです。左側に先代の社長、右側に私の弟が眠っています。
10寸2重台 大島石
このお墓は田舎の「墓じまい」をしておこうと、先代自らが亡くなる5年前に建てました。「普通がエエぞ。普通が一番!」という想いでこの形にしました。
改めて私が見てみますと拝み石の字体や玉砂利にちょとしたこだわりが感じられます。
こちらは生後3ヶ月で亡くなった弟のお墓です。「お地蔵様に抱っこしてもらえるように。」という母の想いから、馬越正八先生に拝み石にお地蔵様を彫って頂きました。23回忌の前に、大島にあったこのお墓を「墓じまい」し、松山へと「お墓の引っ越し」をしました。
「想いや心を形に」と申しておりますが…。
どなたの想いを形にするか?また、「普通」「どっしり」「かわいい」などの抽象的なイメージをどう表現するか?墓屋として、人として悩みながら精進して行きたいと思っております。
「墓じまい」「お墓の引っ越し」などのご相談も承ります。お気軽にお問い合わせください。
2月報告の続きです。
四国八十八ヶ所霊場 第45番札所 海岸山 岩屋寺さまに今年最初の〝おもかげ地蔵〟を3体と御祈願寄進の船形合掌地蔵1体を納めさせて頂きました。
〝おもかげ地蔵〟とは、石彫の合掌地蔵さま御遺品、御位牌を納めてご先祖様のご供養をするものです。
山岳霊場の岩屋寺ならではのご供養のかたちです。
久万の石は鉄分が多く3 、4年で赤見の強い茶褐色に変化していきます。
8cm丸で 高さ14cmの中に、御遺品、御位牌を納めます。
石積の棚につきましては、昨年の高野山開創1200年の最中、山の傾斜や樹々など、自然に馴染むように地元の久万の石使って積んでいます。
こちらの久万の石は、ただ今、改築中の一遍上人生誕の地 時宗 宝厳寺さまの外構石積みにも提案しており、一遍上人さまは、岩屋の山にこもって修行をされたということで、何がしかの〝縁〟を積まさせて頂きました。
ご先祖様を合掌地蔵さまに包まれ、岩屋の山でご供養されてみてはどうでしょうか。
また、2015年のニューヨークタイムズ紙で「2015年の世界で行くべき52ヶ所」で唯一日本で選ばれた場所〝岩屋寺〟でもあります。
是非、お参りしてみてください。