打合せ

打合せで、工事中の大蔵寺に参りました。

素屋根で覆われておりますが、本堂は奈良の瀧川寺社建築で施工しております。ご住職の長い将来を見据えたお考えです。

ただ今 奈良 興福寺 中金堂 復元工事もしている寺社建築会社で、歴史的な神社仏閣を数多く手掛けておりまして、文化財の建造物の調査では四国に入っておりますが、改築工事では、愛媛県で1ヶ寺目の建物です。

私、淡々と記させて頂いておりますが、こちらの改築を実現させるために、ご住職がどれだけ尽力なさったか想像するだけで、頭が下がりっぱなしです。

完成 間近です。

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上棟式

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足元の石工事をさせて頂きましたが、奈良様式はしっかりとした柱石を使いますね。

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第21回 終活セミナー

今年初めての終活セミナーを2月27日に行います。
今回で第21回目となります終活ですが、相談したくてもしにくい、話したくても話しにくいそういったところを、少しでも解消できるような終活を心がけてまいりました。最終的に、聞いて、省みて、考えたあとは、笑って有意義な1日を過ごせるように!それが、昨年1年間通して終活で学んだことでした。
今回は初心にかえりますが、NPO法人〝こころ塾〟の村松 信一郎さん をお迎えして 老年期だから生じる悩みと解消法をお話しいただきます。

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墓じまい

本当に大きなお墓でした。7.5m×5m 高さ1m

本体の竿石部分は庵治石、 万成石。台石は大島石。

舞台石は、庵治石の中目。

当時(昭和20年)、これだけの材料を揃えられるのは庵治の石屋さんだったんだと思います。そして、加工が綺麗。加工もさることながら、工事が綺麗。この時代の石屋さんの工事をここまで綺麗に施工する職人さんはなかなかいないと思います。解体する時、要所、要所をハツればサッと取り除ける。無駄な施工が一切ない。それでいて何十年とくるいのない丈夫さ。

少々心が痛みます。

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・解体作業

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・擁壁工事

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・区画割り

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・完成

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タガメの回想録①

皆さんこんにちは。ワタクシは前回紹介に与りましたタガメです。

この写真は、ワタクシが生まれて2日目、1令幼虫の頃の写真です。体長は約1センチです。このとき生まれたワタクシの兄弟は約60匹。ワタクシが何番目に生まれたかは…定かではございません。一緒に写っているのは親父です。ワタクシたちがなぜ親と異なる縞模様をしているかと申しますと、周りの水草に同化して天敵や獲物に気づかれにくくするためです。生後2日目ですが、兄弟と協力してオタマジャクシを捕食することができます。親父はそれを優しく見守ってくれていました。嗚呼、懐かしい…。

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冬眠中

我が家では2年半前よりタガメを飼育しています。このタガメは一昨年の夏に孵化した計160匹の唯一の生き残りのオスタガメです。

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今後、産卵したときのエピソードやオスのイクメンぶりなど過去のタガメの記事も載せていきたいと思っております。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、タガメは個体数が非常に少なく、愛媛県のレッドデータブックでも絶滅寸前の絶滅危惧Ⅰ類に指定されています。ちなみにこのタガメは島根県産のオスと岡山県産のメスとの間に生まれました。

新年 あけましておめでとうございます。

旧年中は、私自身向上させて頂ける良き出会いが数多くあり、皆さまのおかげで後世まで遺るものを〝かたち〟にすることができました。ありがとうございます。

本年もまた〝心〟を〝かたち〟にしていきたいと思っております。
今後ともよろしくお願いいたします。

織田    英男


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今年のお気に入り ②

岡山県総社市にある臨済宗東福寺派の宝福寺にお参りに行きました。雪舟ゆかりのお寺ですが、紅葉も素晴らしく、この日横浜から来た全国の紅葉めぐりをしている写真家さんも建物と紅葉のバランスに感銘しておりました。image今年は全国的に紅葉期間が短かったですね。image

imageこちらの寺院では毎年11月下旬秋季特別方丈公開があり、雪舟の水墨画が公開されております。紅葉もさることながら、水墨画の迫力に〝喝〟を入れられます。

流石!!

先日、 松山市内の寺院で本堂改築の上棟式が行われました。上棟式とは、 建物の守護神と匠の神を祀って、棟上げまで工事が終了したことに感謝し、無事、建物が完成することを祈願する儀式のことです。今回弊社は足元周りの石工事をさせて頂きました。

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この寄棟造りの本堂の改築は奈良の宮大工さんが手掛けており、屋根の優美な曲線がその高い技術を物語っています。流石です! 続きを読む 流石!!

文殊菩薩

西条の霊園に文殊菩薩を建立させていただきました。 文殊菩薩は、智慧を司る菩薩です。右手には研ぎ澄まされた智慧を象徴する剣、左手には経巻を持ち、座する獅子はその智慧の勢いが盛んである様を表しています。image  こちらが建立させて頂いた文殊菩薩です。この日はこの文殊さまの視線の先には、石鎚山が雪化粧を施してそびえ立っていました。

 

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以前に建立させて頂いた閻魔大王と六地蔵さまです。この時期は後ろの八朔が色づき、いつもより閻魔さまのお顔が優しく感じられます。四季折々の景色を楽しめる霊園です。是非一度お参りされてみてください。